サブプライムローンが引き起こした「株価の下落」

アメリカのサブプライムローン問題によって、アメリカの景気は低迷し、それによって日本の経済事情は様々な影響を受けています。
2007年から続いている、株価の下落もその中の1つです。

2007年終盤から、日本だけではなく世界の株式市場が低迷しています。
中でも日本の市場は、円高・ドル安という要素も加わって、2008年の日経平均株価では1万3000円を下回る場合もありました。
日本の市場はアメリカの市場と大きく関係しており、アメリカの市場が下がればそれに比例して日本の市場も下がる傾向にあります。ですがアメリカ市場が上がった場合は、残念なことに日本の市場はすぐには上がっていきません。
このままアメリカの市場の低迷が続き円高状態が続くことになると、日本の株式市場はますます悪化していくこととなってしまうでしょう。

外貨建ての商品についても注意が必要ですよ。
最近では海外資産を対象にした投資信託を利用する個人投資家も多いですが、当然ですがこれらの商品は、常に外貨の変動リスクにさらされていることになります。
米ドルに対しては円高が進んでいますし、人気があるオーストラリアドルやニュージーランドドルに関しても、円高傾向にあります。外貨預金や外貨建ての債権に投資していた人々は既に少なからず損失をこうむっているでしょう。

為替は相場なので、今後どのような動きをするのか分かりませんが、このまま円高傾向が続く可能性もあるので、外貨建ての商品に投資している人は、為替の差損について十分に注意しておきましょう。



Posted by Subprime Loan

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